株式会社アルテクナは、創業40年の安定企業として、自動車・航空機・ロボットなどの最先端開発に携わるエンジニア集団です。「ものづくり」に本気で挑む同社では、未経験からでも"頼られるエンジニア"を育てる独自の育成システムを確立。今回は、名古屋事業所 営業部の尾口裕紀さんに、同社の魅力的な育成環境と、エンジニアとして成長できる理由について詳しく伺いました。
〈聞き手=門垣(株式会社KD3)〉
門垣
まずは、アルテクナがどのような会社なのか教えてください。
尾口さん
アルテクナは1984年創業の技術者派遣・受託開発会社です。現在、社員数392名で、関東・中部・関西に事業所を展開しています。特徴的なのは、客先常駐業務と自社での受託開発の両方を手がけている点ですね。
尾口さん
主な取引先は、トヨタ自動車、富士通、パナソニックエコシステムズ、川重岐阜エンジニアリングなど、大手企業が中心となっています。
門垣
40年という長い歴史があるんですね。その安定性が、大手企業との取引につながっているということでしょうか?
尾口さん
まさにその通りです。600社以上、5,000件以上の開発プロジェクト実績があり、15年以上同じ現場で活躍している先輩も多数在籍しています。この信頼関係があるからこそ、設計や開発などのコア工程に関われるチャンスが豊富に提供されるんです。
門垣
それは素晴らしいですね。長期的な信頼関係が、技術者の皆さんにとって重要な案件への参加機会を生んでいるということですね。

門垣
未経験者向けの研修制度について詳しく教えてください。
尾口さん
私たちの最大の特徴は「オーダーメイド研修」です。入社前の面談で、その人の希望や将来の目標、そして配属先の業務内容をしっかりヒアリングして、一人ひとりに合わせた研修プランを作成します。
尾口さん
現役エンジニアが講師を務め、最新設備と実践重視のプログラムで現場に近い経験を積んでもらいます。実際、取引先から研修依頼が来るほど高い評価をいただいているんです。
門垣
取引先から研修依頼が来るというのは、本当に質の高い研修を提供されているということですね。具体的にはどのような内容を学ぶのでしょうか?
尾口さん
組み込み・ソフトウェア系の場合、C言語の基礎から応用のプログラミング実習、デジタル理論、計測機器の使い方、通信制御やプロトコルの基礎理解と実践まで幅広くカバーします。
尾口さん
重要なのは、汎用マニュアルではなく自社オリジナル教材を使用していることです。現場でつまずきやすい「実は難しいこと」も事前に学べるよう工夫されています。
門垣
現場経験豊富な方々が作った教材だからこそ、実践的な内容になっているんですね。研修から独り立ちまでのプロセスはどのような流れになるのでしょうか?
尾口さん
1か月目は配属先に合った専門研修で基礎を習得し、3か月目に現場デビュー、6か月目には一人前への第一歩を踏み出すという流れです。ただし、これは一例で、その人のペースに合わせて無理なくステップアップできるよう調整しています。
門垣
6か月で独り立ちできるというのは、かなり手厚いサポート体制ですね。

門垣
実際にどのようなプロジェクトに携わることができるのか、具体例を教えてください。
尾口さん
例えば、自動車に搭載されるECUソフトウェアの開発では、アクセルを踏んだ時にエンジンをどのくらい動かすかを判断するプログラムや、エアバッグシステムを開発しています。事故時の速度やブレーキ操作を記録する「イベントデータレコーダー(EDR)」の開発にも携わっています。
尾口さん
航空機関連では、自衛隊の航空機に使われるシステムや、パイロット用シミュレーター、防衛シミュレーション、航空機のセンサー制御ソフトなど、最先端の防衛技術に関わる仕事もあります。
門垣
人の命や安全に直結する重要なシステムに携わることができるんですね。それはエンジニアとして大きなやりがいを感じられそうです。自動車や航空機以外にも、どのような分野のプロジェクトがあるのでしょうか?
尾口さん
そうですね。さらに、物流倉庫を自動化するWebアプリ開発では、Amazon倉庫のようなロボットが活躍する物流現場を支えるシステムも手がけています。倉庫内ロボットによる自動ピッキングシステムや、出荷・入荷の在庫管理を効率化するWebアプリケーションなど、人手不足を補い、物流の未来をつくる注目分野にも参画しています。
門垣
最先端技術から社会インフラまで、本当に幅広い分野のプロジェクトに関われるんですね。これだけ多様な経験ができれば、確実にスキルアップできそうです。

門垣
「現場に入ったら放置される」という不安を持つ方も多いと思うのですが、その点はいかがでしょうか?
尾口さん
それは絶対にありません。まず、チーム配属が基本で、2名以上の現場が7割以上、未経験者はほぼ100%複数人体制での配属になります。さらに、月1回の定期1on1面談で悩みを早期にキャッチし、必要に応じて追加研修も実施します。
尾口さん
面接を担当した営業スタッフが、入社後もずっとキャリアを支えるパートナーとして伴走します。私たちは「ただの作業要員」としての採用はしていません。
門垣
それは心強いですね。面接担当者が継続的にサポートしてくれるというのは、他社ではなかなか聞かない手厚い体制ですね。
尾口さん
現場での困りごとも、スキルの不安も、すぐに相談できる環境を整えています。実際、月平均所定外労働時間は13.8時間と、無理のない働き方ができているのも、適切なサポートがあるからだと思います。
門垣
残業時間も適正に管理されているんですね。働きやすい環境が整っているからこそ、学習に集中できるということですね。
門垣
キャリアアップの可能性について教えてください。
尾口さん
アルテクナの大きな特長は、客先常駐型の業務と受託業務の両方に関われることです。これは業界内でも珍しく、現場経験→受託開発→さらなる現場経験という、多彩なキャリアパスで可能性を最大限に引き出します。
尾口さん
JOBローテーション制度もあり、新しい分野への挑戦も可能です。希望があれば受託案件やリーダー職へのステップアップも支援しています。
門垣
それは魅力的ですね。待遇面についてはいかがでしょうか?
尾口さん
月給は経験やスキルを考慮して決定します。年2回の賞与は計4〜6か月分の実績があります。
尾口さん
独身の方には家賃補助があり、入社から2年目まで月30,000円、3年目から8年目まで月15,000円を支給。最大8年間で総額216万円の支援を行っています。
門垣
家賃補助が8年間も続くというのは、かなり手厚い福利厚生ですね。これなら安心して技術習得に専念できそうです。
門垣
文系出身や異業種からの転職者の実績はありますか?
尾口さん
はい、多数の成功事例があります。24歳の文系未経験者が自動車ソフト開発エンジニアになったり、25歳の元理学療法士がロボットアプリ開発に携わったりと、様々な背景の方が活躍しています。
尾口さん
技術職の91.3%を占める中で、機械設計33.2%、解析20%、ソフトウェア開発20%、評価実験17.2%など、多様な分野で専門性を発揮できる環境があります。
門垣
それは心強い実績ですね。技術の多様性も、様々なバックグラウンドの方が活躍できる理由の一つということですね。
尾口さん
そうですね。ソフトウェアだけでなく、CADを使った製品設計も手がけているため、IT業界が不安定になっても、ものづくりの技術で安定基盤を確保しているのも大きな強みです。
門垣
ソフト×ハードの両輪事業で安定性を確保されているんですね。これからエンジニアを目指す方にとって、非常に安心できる環境だと感じます。

門垣
実際に働いている先輩エンジニアの声はいかがですか?
尾口さん
入社8年目のチーフマネージャーは、客先常駐への不安があったものの、受託開発もあり技術者としての選択肢が豊富だったことが決め手になったそうです。テスト業務からスタートして、今では設計などの上流工程も担当し、現在は自社の受託開発部門の立ち上げメンバーとしても活動しています。
尾口さん
入社6年目のアプリ開発エンジニアは、ロボットのファームウェア管理、自動車部品のテストなど、業界も技術もさまざまな経験を積んでいます。現在は自動倉庫の物流システムを開発中で、在庫管理やクレーン制御など、大規模な仕組みを支えています。
門垣
どちらの方も着実にキャリアアップされているんですね。多様な経験を積めることが、エンジニアとしての成長につながっているということがよく分かります。
門垣
どのような方に入社していただきたいとお考えですか?
尾口さん
スキルや経歴より、「やってみたい」という気持ちを大事にしたいですね。エンジニアとして成長したい方、コミュニケーションを大切にできる方、前向きに行動できる方を歓迎しています。
尾口さん
応募資格は、大学院、大学、高専、短大、専門卒以上の方で、言語やITの経験は問いません。理系大学・高専を卒業された方や、基本情報技術者、AWS認定資格、Oracle認定Java資格などをお持ちの方は活かせる機会が多いですが、無資格でも全く問題ありません。
門垣
未経験者も歓迎されているんですね。応募から入社までの流れはどのようになっていますか?
尾口さん
まず書類選考に1~3日程度、その後オンライン面接を基本1回実施し、面接から1週間程度で内定・採用という流れになります。筆記試験は実施していません。また、選考はすべてオンラインで完結するため、全国どこからでもご応募いただけるのも特徴です。
門垣
スピーディーで分かりやすい選考プロセスですね。オンライン完結というのも、今の時代に合った配慮だと思います。
門垣
最後に、アルテクナの今後の展望について教えてください。
尾口さん
10年後に技術者1,000名体制・年商60~70億円を目指しています。自動車、IT、航空機、ロボットなど多分野への拡大を続けており、現在の392名から大幅な成長を計画しています。
尾口さん
私たちの使命は「技術力の身につかない仕事で悩む技術者を救いたい」「世の中から求められ続ける人材を育てたい」ということです。スローガンの「Think unique(独創的に考える)」のもと、唯一無二の発想で心が躍る技術開発に挑み続けています。
門垣
素晴らしいビジョンですね。技術者一人ひとりの成長を本気で考えられている姿勢が、これだけの実績と信頼につながっているんだと感じました。
尾口さん
「興味はあるけれど自信がない」「私でも大丈夫かな…」という方も、まずはお気軽にご応募いただければと思います。あなたの「挑戦したい」という気持ちを、私たちは全力で応援します。
今回のインタビューを通じて、アルテクナが単なる人材派遣会社ではなく、真の意味で技術者の成長を支援する「エンジニア育成のプロ集団」であることがよく分かりました。
特に印象的だったのは、「オーダーメイド研修」という一人ひとりに合わせた育成システムと、月1回の面談によるきめ細かなフォロー体制。40年という長い歴史で培った大手企業との信頼関係が、技術者にとって価値ある案件への参加機会を生んでいることも大きな魅力です。
「技術が身につかない毎日から脱出したい」と考えている方にとって、アルテクナは理想的な成長環境を提供してくれる会社だと感じました。未経験からでも6か月で独り立ちできる環境、そして確実にスキルアップできる多様なプロジェクト。これからエンジニアとしてのキャリアを築きたい方は、ぜひ一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。
(注)本記事の情報は記事執筆時点のものとなります。正確な求人情報については各社にお問い合わせください。