バイネームで選ばれるコンサルタントを育てる、急成長企業の全貌に迫る
3年以内に上場へ。「先義後利」で1000年続く会社を目指すAscent Business Consulting
Ascent Business Consulting株式会社
Ascent Business Consulting株式会社のメンバー
北村 貴明
代表取締役社長
コンサルティング事業に加え、コワーキングスペース、教育、フリーランス支援など多角的に事業を展開するAscent Business Consulting株式会社。創業以来赤字なしで成長を継続し、現在は3年以内の上場、数年後には500名体制を目指す急成長フェーズにある。
「先義後利」の経営理念のもと、「1000年、1万年先まで会社を永続させる」というビジョンを掲げる同社の代表取締役社長・北村貴明氏に、株式会社KD3の門垣が事業戦略と組織づくりの核心に迫った。

「ハイブリッド型」で差別化。コンサル×事業会社の強み
門垣
まず、Ascent Business Consultingさんの事業について教えていただけますか?
御社は「ハイブリッド型の会社」と表現されていますが、具体的にはどのような意味なのでしょうか?
北村 さん
当社は、コンサルティング事業に加えて、複数の自社事業を展開しているんです。
会員数日本一のコワーキングスペース「Basis Point」の運営、法人・個人向けの教育事業、フリーランスマッチング事業など、多岐にわたります。
実際に事業を動かす立場でもあるからこそ、リアルな知見に基づいた、実効性のある提案ができることが強みですね。
門垣
机上の空論ではなく、自社で検証済みのノウハウを提供できるということですか?
北村 さん
例えば、コワーキングスペースは会員数12万人を超える日本最大級の規模にまで成長しました。
店舗ビジネスの運営、改善、成長戦略のノウハウが社内に蓄積されているので、クライアントへの提案も「現場で何が本当に効くのか」を知った上でお話しできます。
門垣
コンサルタント自身も自社事業に関わることがあるのでしょうか?
北村 さん
だから、机上の議論ではなく、「実験済みのノウハウ」を武器にクライアントと議論できるんです。
これが一般的なコンサルティング会社との大きな違いだと思っています。
門垣
コンサルタント自身が事業運営を経験することで、提案の説得力が格段に上がりそうですね。
自社事業を持つことで、コンサルティングの質そのものが変わってくるということがよく分かりました。
創業以来赤字なし。「年130〜150%成長」の軌跡
門垣
北村 さん
売上高も、2022年17.4億円、2023年21.0億円、2024年23.5億円と着実に伸びており、2025年は39.6億円を目標としています。
門垣
現在の社員数はどのくらいですか?
北村 さん
職種構成は、コンサルタント54名、エンジニア52名、その他バックオフィス14名です。
採用比率は新卒37%、中途63%となっています。
門垣
しかも、数年後には500名体制を目指しているとのこと。
かなりのスピード感で成長していますね。
北村 さん
新しい制度や事業が次々と立ち上がる中で、会社の進化に当事者として関わる経験が得られるタイミングなんです。
門垣
今まさに「創成期の中心メンバー」として参画できるチャンスということですね。
成長企業の勢いを感じます。
「先義後利」と行動指針。1000年続く会社の設計図
門垣
この言葉には深い意味がありそうですね。
北村 さん
お客様からの小さなご依頼にも可能な限り応じる姿勢を大切にし、新しい事業も「儲かるから」ではなく「世の中の役に立つかどうか」で判断しています。
門垣
その姿勢が創業以来の継続的な成長につながっているのでしょうか?
北村 さん
私の目標は、1000年、1万年先まで会社を永続させることなんです。
そのためには「優秀な人」よりも「いい人」が集まることが必要だと考えています。
門垣
「優秀な人」よりも「いい人」というのは、具体的にどのような人物像でしょうか?
北村 さん
これを体現するために、当社では2つの行動指針を掲げています。1つ目が「FAST3J」と呼ぶプロフェッショナルマインドです。
Fは目的へのフォーカス、Aは当事者意識、Sはスピード重視、Tはトライアンドエラー。
さらに3Jとして「時間は有限」「まず実行」「自責」という姿勢を示しています。
門垣
もう1つの行動指針は何でしょうか?
北村 さん
「感謝」「貢献」「できない理由よりやれる理由」「期待値を超える」「毎回改善」。
これらを体現できる人が、私たちの考える「いい人」なんです。
門垣
根性論ではなく、前向きな姿勢ということですね。
北村 さん
「身を粉にして働く」のではなく、チームと仕組みで成果を出すスタイルです。
役割・効率化・評価制度が互いに連動することで、「頑張ったから成果が出た、だから評価が上がった」という納得感を大切にしています。
門垣
「1000年続く会社」を本気で目指している御社の設計図が、より明確に見えてきました。
「ABCスパイラル」で社会課題に挑む
門垣
日本の労働人口減少への対応を掲げていらっしゃいますね。
北村 さん
私たちは「働き方を柔軟にすること」でこの課題に挑んでいます。
個人にはスキル習得と新しい働き方を、企業には生産性向上の仕組みを提供しています。
門垣
具体的にはどのような事業が該当するのでしょうか?
北村 さん
企業向けにはコンサルティングとエンジニアリング支援ですね。
これらを「ABCスパイラル」と呼ぶ循環型モデルで展開しています。
門垣
具体的にはどのような循環モデルなのでしょうか?
北村 さん
その知見を再び教育に還元し、日本社会に持続的な価値を生む好循環を築いています。
門垣
単なる多角化ではなく、明確な意図を持った事業展開だということがよく分かりました。
「バイネームで選ばれる」コンサルタントを育てる

門垣
これはどういう状態を指すのでしょうか?
北村 さん
PMOだけ、ITだけ、戦略だけ、そんな「箱」に閉じ込められることはありません。
戦略立案から実行・実装まで一気通貫で推進するため、「自分の判断が、事業や組織を動かしている」という手触りを強烈に感じられます。
門垣
一般的なコンサルティングファームでは、IT、業務、戦略で部署が分かれていることが多いと思いますが。
北村 さん
当社は組織設計として、「ITだけ」「PMOだけ」といった領域固定を避け、幅広いテーマに挑戦できるようにしています。
配属による制約もなく、希望・適性・キャリア志向に応じて多様な案件に携われます。
門垣
北村 さん
これはコンサルタント冥利に尽きる瞬間です。
実際に「○○さんのおかげで意思決定が速くなった」「入ってもらってからプロジェクトが前に動き始めた」という声をダイレクトにいただいています。
門垣
「会社」ではなく「個人」として評価される環境は、コンサルタントとしての市場価値を高める上でも重要だと感じます。
コンサルティング業界でもトップクラスの働きやすさ
門垣
これは業界では珍しいのではないでしょうか?
北村 さん
生産性を高めながら、無理な長時間労働に頼らない働き方を実現しています。
上場を見据えた労務整備も進行しており、長く働ける環境づくりを徹底しています。
門垣
また、コンサルタントは客先常駐も多いと思いますが、休暇の取りやすさという点ではいかがですか?
北村 さん
プロジェクトの都合で休めないこともなく、社員が自由に休暇を活用できます。
GWや夏季休暇に有給を組み合わせて9連休を取得したメンバーもいますよ。
門垣
北村 さん
年末年始は8〜9連休になります。育児休業復帰率も75%を維持しています。
門垣
成果を出しながらも、持続可能な働き方ができる環境が整っていることが分かりました。
「温かい」組織文化とつながりを育む制度
門垣
北村 さん
「先義後利」の理念を軸に、人間関係・信頼・感謝を重んじる文化が根づいています。
「人のあたたかさ」が仕事を進める力になっているんです。
門垣
客先常駐が多い中で、社内のつながりはどう維持されているのですか?
北村 さん
1on1 MTG手当は月2回まで会社がランチやカフェ代を負担し、上司・部下だけでなく他部署のメンバーとも気軽に話せる機会を設けています。
門垣
社員旅行はどのような形で行われていますか?
北村 さん
任意参加なのですが、毎回ほぼ全員が参加してくれます。
自由行動中心でリラックスできる旅行にしています。
門垣
他にも特徴的な制度はありますか?
北村 さん
これは、ご家族にも参加していただける感謝イベントで、お子さま向けの縁日やお化け屋敷などを夏休みに実施しています。
社員が健康に働き、活躍できるのはご家族の支えがあってこそ。日頃の感謝を込め、ご家族をおもてなしする時間を大切にしています。
門垣
成果主義だけでは再現できない、長く続く組織の土台がここにはあるということがよく分かりました。

透明な評価制度と「努力が報われる」仕組み
門垣
「評価のブラックボックスをなくす」ことを重視されているとのことですが、具体的にはどのような仕組みなのでしょうか?
北村 さん
各レベルで「何を達成すれば良いか」を明確に指標化し、日々の業務実績をもとに達成根拠をレポートで提出してもらいます。
上司や人事ではなく、専門の評価委員会が公正に評価する仕組みです。
門垣
昇給や昇格の制度はどのようになっていますか?
北村 さん
まず年次昇給制度として、毎年必ず給与が上がる仕組みを設けています。
加えて、自己申告制のプロモーション昇給制度があり、年2回チャレンジできます。
自分の意思で目標を設定し、達成を証明することで昇格・昇給につなげられる仕組みです。
門垣
階級構造はどうなっていますか?
北村 さん
コンサルタント経験者は最低L2からスタートし、L2からL3への昇格目安は平均3年ですが、3年未満での昇格実績も多数あります。
年齢や入社年次に関係なく、実力があれば昇進・昇格が可能です。
門垣
自分の意思で目標を設定し、達成を証明することで、努力が正当に報われる。
これは多くのコンサルタントが求めている環境ではないでしょうか。
多様なキャリアパスと「コンサルの先」を見据えた選択肢
門垣
マネージャー以降のキャリアを自ら選択できるとのことですが、どのような選択肢がありますか?
北村 さん
1つ目は「マネージャー/パートナー」ルートで、複数のプロジェクトを統括し、戦略立案・顧客折衝・チームマネジメントを担います。
経営視点で全体最適を見極め、組織や事業の成長をリードする役割です。
門垣
もう一つのキャリアルートについても教えていただけますか?
北村 さん
高難度プロジェクトやソリューション開発をリードしながら、「深さ」で市場価値を高めるキャリアを歩めます。
門垣
コンサルティング以外のキャリアも可能ですか?
北村 さん
DX、PMO、BPRなどの領域でのスキル深化はもちろん、新規事業や事業開発へのキャリアシフト、将来的に自社事業の運営側への転身といった選択肢もあります。
自己申告制のプロモーション制度を通じて、役割や専門性の転換も柔軟に行えます。
門垣
「コンサルで終わらない」キャリアを描けることが、大きな魅力だと感じます。
研修制度と「面倒見の良さ」が文化として根づく
門垣
「ウルフ研修」という独自の研修があるそうですね。
北村 さん
全社員必修のプログラムで、ロジカルシンキング、リサーチ、プレゼンなど、コンサルに必要なコアスキルをオンラインで学べる基礎研修です。
その他にも専門研修やマネジメント研修など、実務に必要な基礎から応用スキルを段階的に習得できる制度を整えています。
門垣
「Basis Point Academy」という制度もあるとお聞きしましたが、これはどのような仕組みなのでしょうか。
北村 さん
経験豊富なプロ講師が、座学と実践の両方をマンツーマンで指導します。
自社事業を社員の成長にも還元している形ですね。
門垣
配属後のサポート体制はいかがですか?
北村 さん
リーダーやマネージャーも実務面で支援し、早期の自走をサポートします。
形式的な「ケア」ではなく、現場経験のある先輩コンサルが、技術とキャリアの両軸で寄り添う体制が整っています。
門垣
「面倒見の良さが文化として根づいている」という言葉の意味がよく分かりました。
求める人物像と、入社後に「後悔してほしくない」理由
門垣
まずはスキル面での要件はいかがですか?
北村 さん
第二新卒の方も歓迎です。
門垣
特に歓迎される経験はありますか?
北村 さん
また、常に課題意識を持ち、コミュニケーションが得意な方、自発的に動き、ポジティブな影響を相手に与えていきたいという思いをお持ちの方と一緒に働きたいですね。
門垣
「バイネームで選ばれるコンサルタント」を育てる環境、「先義後利」の理念、透明な評価制度、そして「1000年続く会社」を目指すビジョン。
急成長フェーズの今だからこそ、参画する価値がある企業だと強く感じました。
北村 さん
「もっと広い領域でクライアントに貢献したい」「組織の壁にとらわれず裁量を持って働きたい」「事業のリアルを理解したコンサルタントになりたい」。
そうした想いをお持ちの方とは、ぜひお会いしたいですね。
Ascent Business Consultingで、ご自身の可能性を広げる一歩を踏み出していただけたら嬉しく思います。
【インタビュー後記】
今回のインタビューを通じて、Ascent Business Consultingが単なるコンサルティング会社ではないことが明確になった。「ハイブリッド型」の事業モデル、「先義後利」の経営理念、そして「1000年続く会社」を目指すという壮大なビジョン。これらが有機的につながり、独自の企業文化を形成している。
特に印象的だったのは、北村社長が繰り返し語った「いい人が集まる会社」という言葉だ。スキルよりも人柄、短期的な利益よりも長期的な信頼を重視する姿勢は、急成長企業でありながらも温かい組織文化を維持している理由を物語っている。
3年以内の上場、500名体制への拡大というフェーズにある今、同社への参画は「創成期の中心メンバー」としての経験を積むチャンスでもある。「バイネームで選ばれるコンサルタント」を目指す方、コンサルティングの枠を超えたキャリアを描きたい方にとって、魅力的な選択肢となるだろう。
(注)本記事の情報は記事執筆時点のものとなります。正確な求人情報については各社にお問い合わせください。
Ascent Business Consulting株式会社
Ascent Business Consulting株式会社は、東京都港区新橋を拠点に、大手企業・官公庁・通信・金融・小売業など社会インフラを支える領域で事業を展開するコンサルティング会社です。 「働き方をより良くアップデートし、日本社会を良くする」ことを目指し、コンサルティング事業・エンジニア事業を中心に、教育・コワーキング事業など新領域も拡大しています。 超大手企業との直接取引100%、プライム案件約9割の体制で、設計・構築・運用保守を一貫担当し、DX・AIの加速とともに需要が拡大中です。 ■【事業内容】 ・コンサルティング事業:PMO/DX支援、戦略コンサルティング ・DXソリューション事業:クラウド/セキュリティ構築、コンソーシアム運営 ・HR事業:ハイスキル人材派遣 ・教育事業:個人向け専門スキル研修、法人向けリスキリング研修 ・SaaSサービス事業:人材マネジメントサービス「ユーミル」、リスキリングサービス「チカミチ」 ・自由なはたらき方推進事業:働く場所の提供(Basis Point)、案件提供、情報提供 ■【提供サービス】 ・金融システム(大手銀行の基幹システム運用) ・官公庁システム(ガバメントクラウド構築・全国1,600自治体のSaaS基盤) ・通信システム(大手通信キャリアのバックボーンネットワーク構築) ・大規模小売システム(全国40社以上の共通インフラ構築) ■【サービスの特徴】 ・超大手企業との直接取引100%、プライム案件約9割 ・上流工程中心のプロジェクトに携われる環境 ・入社後2カ月間の研修制度とメンター制度による育成体制 ・残業月20時間以内、リモート勤務併用可(社員の約7割がリモート) ・評価の透明性を重視した年次昇給制度と自己申告制の昇格制度 現在は、年130〜150%成長を目標に、コワーキングスペース・教育・企業支援を連携させた循環型モデル「ABCスパイラル」を推進。 DX・AI時代に求められる“学び続ける仕組み”を提供し、「働く人と企業の可能性を広げる」ことを使命に、社会の基盤を支える事業を展開しています。