「あなたと出会えてよかった」が届く、感動のコンサルティング営業『福祉用具専門相談員』
飲食、整備士、大工…異業種からプロへ!1000人を育てた取締役が語る、教育の秘訣
株式会社スリーディメンション
株式会社スリーディメンションのメンバー
伊丹 一貴
取締役
東京都中野区・国立市・府中市を中心に福祉用具の専門店を展開する株式会社スリーディメンション。創業37年を迎え、地域に根ざした信頼を積み重ねてきた同社は、「ノルマなし」「本当に必要なものだけを提案する」という独自の営業スタイルで知られています。
今回は、取締役の伊丹一貴氏に、福祉用具専門相談員という仕事の魅力、未経験者でも活躍できる理由、そして同社が大切にしている価値観について詳しくお聞きしました。福祉用具専門相談員・福祉用具プランナーの講師として10年以上、延べ1000人以上を指導してきた伊丹氏だからこそ語れる、この仕事の奥深さと可能性に迫ります。
〈聞き手=野口(株式会社KD3)〉
創業37年、地域に根ざした福祉用具の専門店
野口
まず、株式会社スリーディメンションについて教えていただけますか。
伊丹さん
当社は1989年3月に設立した福祉用具の専門店です。創業から37年、東京都中野区・国立市・府中市を中心に事業を展開してきました。
現在は本社のほか、中野店、国立店、府中店の3つの営業所を構えています。
野口
伊丹さん
この業界は介護保険制度が始まった2000年頃から急速に拡大しましたから、それ以前から事業を続けている会社は比較的少ないかもしれません。
私たちは高齢者や障がいのある方々に対して、「今の暮らしが少しでも良くなる選択」を本気で考え続けてきました。
野口
具体的にはどのような姿勢で事業に取り組まれているのでしょうか。
伊丹さん
その姿勢を続けてきた結果、他社様では難しいケースも任せていただけるようになり、地域からの信頼につながってきました。
野口
伊丹さん
そういったケースでは、既製品をそのまま納品するのではなく、カスタマイズや住宅改修も含めた総合的な提案が必要になります。
当社には長年の経験で培ったノウハウがありますし、何より「なんとかしたい」という気持ちで向き合ってきた結果だと思います。
野口
現在の会社の規模についても教えていただけますか。
伊丹さん
平均年齢は43歳。
売上高は2023年が2億8,500万円、2024年が2億9,600万円、2025年は3億1,000万円を見込んでいます。
野口
売上が伸びている要因は何でしょうか。
伊丹さん
私たちは「売る」ことを目的にしていませんから、派手な営業活動はしていません。
でも、一件一件丁寧に対応することで、「スリーディメンションさんなら安心」と言っていただけることが増えてきました。
野口
まさに地域密着型の経営スタイルですね。
福祉用具専門相談員の仕事とは

野口
伊丹さん
普段通りの生活、自立した生活を送るために、「何に困っているのか」「どうすればもっと楽になるのか」を一緒に考え、その方に合った住環境をデザインすることが私たちの役割です。
野口
単に福祉用具を届けるだけではないということでしょうか。
伊丹さん
必要に応じて、販売・レンタルの提案から、納品・調整までを一貫してサポートします。
電動ベッド、車いす、歩行器、杖、食事・衛生用品など、取り扱う用具は多岐にわたります。
野口
伊丹さん
1日あたり平均7件ほどの訪問対応で、一人あたり約200名の担当利用者を持ち、継続的にサポートしています。
野口
伊丹さん
訪問では困りごとのヒアリング、身体状況や生活環境の確認を行い、アセスメント、つまり事前調査をしっかり行います。
その上で必要な福祉用具を選定し、プランを作成して提案します。
野口
伊丹さん
ここが非常に重要で、同じ車いすでも調整次第で使い心地がまったく変わります。
その後も定期的なモニタリング訪問で使用状況を確認し、不具合があればメンテナンス対応をします。
野口
住宅改修も手がけられるとお聞きしました。
伊丹さん
必要に応じて施工の立ち会いや確認も行いますね。
福祉用具だけでなく、住宅改修や生活動線の見直しまで含めて、その人の暮らし全体を一緒に組み立て直していく。
それが私たちの仕事です。
野口
「売らない」という選択肢を持つ営業
野口
これについて詳しくお聞かせください。
伊丹さん
「この方には必要ない」と思えば、何も売らずに帰ってきても評価されます。
追いかけるのは数字ではなく、「この方が安全に暮らせるかどうか」だけです。
野口
伊丹さん
数字のために顧客が必要としない商品の販売が求められることもある。
でも、私たちの仕事は違います。
福祉用具を「売る」のではなく、本当に必要かどうかを見極める。
道具を使わない選択肢も含めて、お客様にとって最善の方法を一緒に考え抜くことが仕事です。
野口
これは大きな違いですね。
伊丹さん
わざわざ福祉用具を導入しなくても、ちょっとした工夫で生活が楽になることは少なくありません。
そういう提案ができるのは、私たちが「売る」ことを目的にしていないからです。
野口
とはいえ、会社としては売上も大切ですよね。
そのバランスはどう取られているのでしょうか。
伊丹さん
ただ、未達でも減給はありません。
がんばりは固定給と賞与でしっかり還元しています。
賞与は年2回、計3ヶ月分が前年度実績です。
インセンティブ制度を採用していないのは、必要のないものまで販売してしまうことを防ぎ、「本当に必要な提案」だけに集中できる環境を守るためです。
野口
この考え方は創業当初からのものですか。
伊丹さん
そのためには、技術や知識だけでなく、お客様と真剣に向き合う姿勢が欠かせません。
数字を追いかける仕組みにしてしまうと、その姿勢がブレてしまう恐れがあります。
野口
この仕組みは求職者の方にとっても大きな魅力だと感じます。
モノを選ぶのではなく、暮らしを選ぶ仕事

野口
これはどういう意味でしょうか。
伊丹さん
しかし、お客様は他の選択肢を知らないことも多いんです。
だからこそ、専門職としてより良い方法を探し続ける姿勢が欠かせません。
野口
伊丹さん
私たちは「他にもっと良い方法はないか?」を必ず一度考えます。
遠回りでも、その一手間を惜しまない。
それが120点を目指すということです。
野口
伊丹さん
実際に、シーティング、つまり身体に合わせた調整を見直したことで、全介助だった方が3ヶ月後には自分で食事ができるようになったという事例もあります。
野口
伊丹さん
そうすると、これまでできなかったことができるようになる。
こうした判断ができるのは、経験・技術・知識を積み重ね、「モノを運ぶ仕事」ではなく「生活に向き合う仕事」をしているからだと思います。
野口
この違いは大きいですね。
伊丹さん
例えば杖1本でも、歩けるようになる方がいる一方で、逆に「杖がないと歩けない状態になってしまう」場合もあるんです。
だからこそ、「この方にとって本当に良い選択は何か」を丁寧に考え、責任を持って提案する姿勢を大切にしています。
野口
責任重大ですが、同時にやりがいも大きそうですね。
「毎日の答え合わせ」で磨かれる技術
野口
伊丹さん
昨日の調整は本当に正しかったのか、今日のこの調整はこの方に合っているのか。
その「答え合わせ」を毎日真剣に積み重ねているからこそ、自然と精度が高まっていくんです。
野口
地道な積み重ねが技術を生むのですね。
伊丹さん
利用者様の身体に合わせて、最適な状態に調整する「フィッティング」までが仕事です。
納品して終わりではなく、その後の訪問で「あの調整で本当に良かったか」を確認し、必要があれば再調整する。
この繰り返しです。
野口
伊丹さん
お客様の身体状況は日々変わっていきますから、一度調整して終わり、ということはありません。
実際に使っていただく中で「今も合っているか」を何度も確かめながら、必要があればその都度、手を入れていきます。
野口
伊丹さん
技術は一朝一夕には身につきませんが、毎日の仕事の中で真剣に向き合い続ければ、必ず成長できます。
当社にはその環境があると自負しています。
野口
この仕事ならではの醍醐味だと感じました。

異業種からの転職者が活躍できる理由
野口
具体的にはどのような経歴の方がいらっしゃいますか。
伊丹さん
福祉業界の経験がない方がほとんどですね。
野口
伊丹さん
車の整備士だった方は、工具の扱いを活かして車いすのメンテナンスやバッテリー交換を対応しています。
溶接工だった方は、車いすへの呼吸器台の取り付けを自分で溶接して対応することもあります。
野口
伊丹さん
大工だった方は、住宅改修の施工にスキルを発揮し、現場を任せられる存在になっています。
野口
伊丹さん
「得意」の集合体が当社の強みだと思っています。
「特別な資格」より「今までの経験」が武器になる仕事なんです。
生活に関わる経験や得意分野が何か一つでもあれば、それが強みになる環境です。
野口
それは求職者の方にとって大きな安心材料ですね。
伊丹さん
得意を活かして活躍できる舞台を一緒に作るのがスリーディメンション流です。
野口
入社後に得意なことを見つけていくこともできるのでしょうか。
伊丹さん
最初は何が得意か分からなくても、仕事をしていく中で「自分はこれが向いているかも」と気づくことがあります。
そういう発見を一緒にサポートしていきたいと思っています。
野口
1000人以上を育てた教育体制
野口
伊丹さん
医療・介護の知識ゼロの未経験からでも、「この仕事がしたい」という覚悟さえあれば大丈夫です。
どこでも通用するプロとして育てます。
野口
具体的な研修制度について教えてください。
伊丹さん
新人には教育担当の先輩がつき、半年から1年ほど同行しながらマンツーマンで現場をサポートします。
野口
伊丹さん
介護保険・障害給付など、業務に必要な制度の基本も習得します。
3か月目には書類作成の補助など簡単な業務を担当し始め、選定のポイントや提案の組み立て方を実践的に身につけていきます。
野口
伊丹さん
提案から納品、調整までの一連の流れを経験し、独り立ちに向けてスキルを磨いていきます。
ある程度経験を積んだら、「福祉用具専門相談員」の資格取得を目指していただきます。
入社後3から6か月以内に取得していただきますが、取得支援がありますのでご安心ください。
野口
伊丹さん
また、マニュアルは整備していますが、身体に触れる感覚や姿勢を見て調整する技術など、紙では伝えにくいポイントは現場で直接指導します。
実際の利用者様と向き合いながら、確かなスキルが身につく環境です。
野口
伊丹さん
最新の知識を学び続ける必要がありますが、社内外の研修を通してしっかり習得できます。
「学び続けられる奥深さ」も、この仕事の魅力だと思います。
野口
未経験者にとって、これほど心強いことはありません。
現場発のアイデアが事業になる文化
野口
伊丹さん
野口
伊丹さん
やると決めたら、仕組みをつくり、事業としてきちんと形にする。
それがスリーディメンションの文化です。
野口
社員の声が本当に形になる会社なのですね。
伊丹さん
「植木が伸びて困っている」「電球が切れたけど自分では替えられない」といった声です。
そういうニーズに応えることも、私たちの仕事だと考えています。
野口
伊丹さん
「困っている」という事実があるだけです。
だから私たちは、福祉用具に限らず、できることは何でもやる。
そういう姿勢を大切にしています。
野口
これは働く側にとっても大きなやりがいにつながりそうですね。
伊丹さん
自分のアイデアが形になって、お客様に喜んでいただけるのは、この仕事ならではの喜びだと思います。
野口
働きやすさを支える制度と環境
野口
休日や福利厚生はいかがでしょうか。
伊丹さん
年間休日は120日。
GW、夏季休暇、年末年始休暇もあり、有給を組み合わせて5連休以上の長期休暇も取得可能です。
野口
残業はどのくらいありますか。
伊丹さん
1日の流れとしては、9時に出社して荷物の積み込みを行い、9時30分に出庫。
午前中に3件ほど訪問し、午後にも4件ほど回ります。
17時30分に帰社して商品の整理をし、18時には退社するイメージです。
野口
伊丹さん
当社では「ご利用者様のために使える時間を少しでも増やしたい」という想いから、iPadの導入など業務効率化を進めています。
現場でカンファレンス記録や会議録の入力ができますし、計画書の電子署名もiPadで取得できます。
野口
福利厚生についても教えてください。
伊丹さん
あとは定期健康診断、予防接種補助金制度、生命保険加入制度もあります。
退職金は勤続5年以上から支給されます。
野口
伊丹さん
有給休暇取得率は70%、育休復帰率は100%です。
野口
長く働ける環境が整っていることが数字からも分かります。
伊丹さん
ノルマではなく「お客様と向き合う時間」をしっかり確保できる環境を整えることが、結果的に社員の定着にもつながっていると思います。
「家族に誇れる仕事」という価値
野口
これについて詳しくお聞かせください。
伊丹さん
子どもの作文にも、胸を張って書いてもらえる。
これが一番の魅力だと思っています。
野口
伊丹さん
今は毎日充実感を感じながら働いてくれています。
野口
伊丹さん
高齢者の人生の終盤に関わる仕事だからこそ、「最後の出会いがあなたでよかった」「あなたと出会えてよかった」という言葉をいただける瞬間があります。
野口
伊丹さん
そんな「ぐっとくる瞬間」を味わえる仕事です。
一般的な営業職では感謝される実感が少ないという方も多いと思いますが、この仕事は違います。
野口
それが「家族に誇れる」につながっているのですね。
伊丹さん
でも、この仕事なら自信を持って話せます。
自分の家族にも使ってもらえるサービスを提供しているという自負がありますから。
野口
これは誇りにつながりますね。
求める人材像と今後の展望
野口
伊丹さん
「人柄」や「誠実さ」を大切にし、相手の立場で考えられる方。数字より、お客様にしっかり向き合う仕事がしたい方。
勉強熱心で、新しい知識を素直に吸収できる方。そういった方に来ていただきたいです。
野口
伊丹さん
福祉用具は新商品や技術の変化が早いため、日々情報を吸収する姿勢を大切にしています。
最初から完璧な判断は求めません。
迷うときは先輩が必ずフォローしますので、安心してください。
野口
伊丹さん
課長になると、自身の営業成績の向上に加え、後輩の教育と営業指導を担当します。
3から4人ほどのチームをまとめるイメージですね。
部長はチームのマネージャーとして、チーム全体の成果や課題に責任を持つ役割です。
野口
伊丹さん
この仕事の価値を、もっと多くの方に届けていくため、「人の人生に本気で向き合いたい方」を新たに募集しています。
野口
伊丹さん
これからも、お客様一人ひとりに本気で向き合い、「あなたと出会えてよかった」と言っていただける関わり方を続けていきます。
野口
「人の人生に本気で向き合う」というスリーディメンションの姿勢が、随所から伝わってくる取材となりました。
伊丹さん
少しでも興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽にご応募ください。
経験・知識は問いません。
「本当に必要なものは何か」を真剣に考える気持ちだけあれば大丈夫です。
社員一同、一緒に働けることを楽しみにしております。
インタビュー後記
「ノルマなし」「売らない営業」と聞くと、理想論のように感じられるかもしれません。
しかし伊丹取締役のお話から、それが言葉だけの理念ではなく、37年間にわたり現場で実践され続けてきた、揺るぎない考え方であることが伝わってきました。
「80点ではなく120点を目指す」「毎日の答え合わせで技術が磨かれる」「アイデアを出して終わりにしない」。これらの言葉からは、妥協のない仕事へのこだわりと、それを支える組織文化が見て取れます。
異業種からの転職者が活躍していること、育休復帰率100%、離職率8.3%という数字は、社員を大切にする姿勢の表れといえるでしょう。「家族に誇れる仕事」という表現が、決して誇張ではないことを示しています。
営業職でありながら数字に追われず、お客様の「安心」だけを追いかける。そうした働き方に関心をお持ちの方は、ぜひ一度話を聞いてみてください。
(注)本記事の情報は記事執筆時点のものとなります。正確な求人情報については各社にお問い合わせください。
株式会社スリーディメンション
株式会社スリーディメンションは、東京都中野区に本社を置き、東京都中野区・国立市・府中市を中心に展開する福祉用具の専門店です。 創業37年、会社設立は1989年3月で、高齢者・障がいのある方々に対し「今の暮らしが少しでも良くなる選択」を本気で考え続けてきました。 福祉用具の販売・レンタルに加え、住宅改修の提案や介護用品通販「CO-CO Shop」の運営を通じて、生活環境を整える支援を行っています。 ■【事業内容】 福祉用具の販売・レンタル 住宅改修提案 介護用品通販「CO-CO Shop」運営 ■【提供サービス】 高齢者・障がいのある方々に対し、福祉用具の選定から販売・レンタル提案、納品・調整(フィッティング)までを一貫してサポートしています。 また、定期モニタリング訪問による使用状況の確認、不具合・メンテナンス対応、必要に応じた再提案も行っています。 住環境の改善に向けて、手すりの設置や段差解消など住宅改修の提案・施工に関する立ち会い、確認にも対応しています。 ■【サービスの特徴】 福祉用具を「売る」のではなく、本当に必要かどうかを見極め、道具を使わない選択肢も含めて最善の方法を一緒に考え抜く姿勢を大切にしています。 また、「80点ではなく、120点の選定を目指す」価値観のもと、利用者様の生活が大きく変わり得る提案だからこそ、責任を持って丁寧に提案することを重視しています。 日々の「答え合わせ」を積み重ね、利用者様の身体に合わせて最適な状態に調整するフィッティング技術を磨き続けています。 ■【拠点・エリア】 〈本社〉 〒164-0011 東京都中野区中央5-18-17 〈中野店営業所〉 〒164-0011 東京都中野区中央5-29-11 サンメゾン中野102 〈国立店営業所〉 〒186-0003 東京都国立市富士見台2-2-5 サンフォーレ国立101 〈府中店営業所〉 〒183-0015 東京都府中市清水が丘3-29-4 第2糟谷コーポ102 東京都中野区・国立市・府中市を中心に展開しています。 ■【企業データ】 ・会社設立:1989年3月 ・資本金:6,000万円 ・社員数:12名(営業職9名、事務職3名/うち管理職3名) ・平均年齢:43歳 ・有給休暇取得率:70% ・育休復帰率:100% ・平均残業時間:20時間 ・離職率:8.3%(過去3年間の離職者1名) ・売上高推移:2023年 2億8,500万円/2024年 2億9,600万円/2025年 3億1,000万円(見込み) ■【補足(異動・転勤)】 営業所間(国立・府中・中野)での異動はありますが、転居を伴う転勤はありません。